VFDとは、患者様ご自身の血液中の血小板由来成長因子を高濃度に抽出・濃縮したものです。
血小板には、細胞の再生に必要な成長因子が含まれており、それを抽出して注入する再生療法として、これまで、PRP(多血小板血漿)療法がその代表的な治療でしたが、VFD療法は次世代型のPRP療法といわれ、PRPより効果やメリットが大きくなっています。
VFD作成のために、50mlほどの採血を行います。血液をCPC(厚労省特定細胞加工物製造の届出済施設)に郵送し、感染症検査後、無菌的にPRP(多血小板血漿)を独自の加工技術でフリーズドライ化します。一度の採血で6本のVFDが作成でき、半年間の保管が可能ですので、複数回の治療計画を立てることができます。
VFDは、PRPの2倍以上の豊富な成長因子を含み、細胞レベルでお肌を若返らせることが期待できます。
含まれる成長因子および治癒作用成分
PDGF 血小板由来成長因子
TGF トランスフォーミング増殖因子
EGF 上皮成長因子
FGF 線維芽細胞増殖因子
VEGF 血管内皮細胞増殖因子
IL-1RA インターロイキン-1レセプター・アンタゴニスト 抗炎症サイトカイン
VFDの注入方法は、手打ち・ポテンツァ・ダーマペン4からお選びいただけます。
肌内部からの再生を促し、加齢で生じるシワやたるみ、肌の凸凹などの自然な修復を図ります。
自己血由来のため、アレルギー・副作用のリスクはほとんどありません。
注入できる部位
おでこ・眉間のシワ
目の上のくぼみ
目の下のクマ・たるみ
目尻の小ジワ
口元のシワ
ニキビ痕・毛穴の開き
色素沈着・シミ
頭皮(薄毛)
首のシワ など
※起こりえる副反応
治療部位の疼痛、発赤、腫れ、内出血、一時的な凸凹など
※これらの治療は国内未承認医薬品を用いて施術します。未承認医薬品は、当院医師の判断のもと個人輸入手続きを行ったものです。